秋田臨海鉄道、十勝譲受機の運用を開始

鉄道 企業動向

秋田港(秋田市)の臨海鉄道を運営している秋田臨海鉄道はこのほど、新たに導入したディーゼル機関車の運用を開始した。

今回導入したのは旧国鉄DE10形の1543号機。1971年に製造され、当初は東北地方で運用されていた。1987年の国鉄分割民営化ではJR東日本が引き継ぎ、関東地方で長らく運用されてきたが、2004年に廃車。北海道の帯広市産業開発公社専用線の運行管理を受託していた十勝鉄道が譲り受け、専用線の貨車けん引機として使用されていた。

2012年には専用線の使用が中止されたが、DE10 1543は秋田臨海鉄道が譲り受け、JR北海道苗穂工場・JR貨物苗穂車両場で全般検査を実施。3月25日の試運転を経て翌26日から運用に入っている。

《草町義和》

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