駐車場綜合研究所、車番認識システムの販売を開始…車両登録地情報の分析も可能

自動車 ビジネス 企業動向
駐車場綜合研究所・PMOパーキング・アナライザー
駐車場綜合研究所・PMOパーキング・アナライザー 全 3 枚 拡大写真

駐車場綜合研究所は、駐車場などに入場する車両のナンバープレートをカメラで撮影し、その情報をデータ化して分析する車番認識システム「PMOパーキング・アナライザー」の販売を開始した。

同社は駐車場のコンサルティング業務を通じて、「来店車両の駐車場利用時間を把握したい」「店舗ごとの車利用者の商圏を把握したい」「VIPが来店した際、アラート機能で知らせて欲しい」など、マーケティングや車両管理ツールを必要とする顧客の声を受けていた。こうしたニーズに応えるため、ナンバープレートを瞬時に認識し記録する車番認識エンジンを搭載し、車の入退場を監視するカメラシステムと、多彩な帳票出力機能を実装したクラウドシステムが融合した「PMOパーキング・アナライザー」を開発した。

従来の車番認識システムは、駐車場の発券・精算機やゲートと連動した大規模な製品が中心だったが、新製品はゲートや精算機の設置されていない駐車場にも設置可能な製品となっている。また、クラウド環境で閲覧可能な分析ソフトは、PCだけでなく、タブレットPC、スマートフォン等にも対応、リアルタイムに来店車両の動向を把握することができる。

さらに、自動車検査登録情報協会、全国軽自動車協会連合会と連携し、ナンバープレート情報から登録自動車・軽自動車の登録検査情報データの一部を取得。車の登録地情報を地図化し、来店情報を詳細に分析することが可能で、商業施設やアミューズメント施設における商圏分析ツールとして、またビッグデータ時代の新マーケティングシステムとしての活用を提案する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  2. 『V』クラスより上級のミニバンか? メルセデスベンツが2026年に『VLE』『VLS』導入へ…上海モーターショー2025
  3. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  4. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  5. 【VW ゴルフGTI 新型試乗】自動車を運転することが楽しかった時代に引き戻される…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 東レ、偏光サングラスでの利用を可能にする新たなHUD技術を開発…フロントガラス全面展開も視野に
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る