米国UL社の日本法人であるULジャパンは、チャデモ急速充電器の登録検定機関に認定され、検定サービスの受付を開始した。
チャデモ検定は、急速充電器の標準仕様書への適合確認を目的に、EVと充電器との互換性を安全に保つために、仕様や通信の要求事項に対して性能や品質を確認するもの。
従来、チャデモ検定はチャデモ協議会が実施していたが、電気自動車の普及に併せて、さらに世界展開を加速するため、初めて第三者機関に登録検定作業を委託することになった。
ULジャパンは今回、米国および欧州におけるEVに関する知識と経験が評価され、登録検定機関の認定を受けた。今後は、全世界でULのネットワークを介して、チャデモ検定を始め、UL(米国)、EN(欧州)、CCC(中国)など、ワンストップで急速充電器の認証取得が可能となる。