日立ハイテク、メキシコに現地法人設立…自動車・産業分野の事業強化

自動車 ビジネス 企業動向
日立ハイテクノロジーズ(WEBサイト)
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日立ハイテクノロジーズは4月1日、メキシコシティに、日立ハイテクグループの100%出資現地法人「日立ハイテクメキシコ」を設立し、営業を開始した。

近年メキシコでは、自動車産業の著しい成長に伴って、自動車メーカーによる投資が加速し、部品・加工メーカーも相次いで拠点を設置するなど、アジアに続く一大生産拠点として期待が高まっている。隣国の米国とは、北米自由貿易協定(NAFTA)により貿易が拡大傾向にあるとともに、中南米市場向けの生産拠点としても存在感を増しており、メキシコの自動車産業関連ビジネスは今後もさらなる拡大が見込まれている。

日立ハイテクは、2007年に日立ハイテクノロジーズアメリカ会社 メキシコ営業所を開設し、自動車用部品・素材を中心に市場調査・マーケティング活動を行ってきた。今回の日立ハイテクメキシコの設立により、国内外における多様な取引への対応を可能とすることで、メキシコ進出企業やメキシコ国内企業とのさらなる連携強化を図る。将来的には、メキシコの広範な自由貿易ネットワークを活かしたグローバルな部材関連事業を拡大し、3年以内に60億円の事業規模を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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