3月のホンダ米国販売、2%減…アキュラのSUVは販売新記録

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新型アキュラ RDX
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは4月1日、3月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は13万3318台。前年同月比は2%減と、前年実績を3か月連続で下回った。

画像:ホンダの米国主力車

ホンダブランドの乗用車系では、2012年秋に発売した新型『アコード』が、3万3962台を販売。前年同月比は7%減と、引き続き落ち込む。『シビック』は、大幅改良モデルが2万7697台を売り上げ、前年同月比は0.1%増と微増ながらプラスに転じた。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の『CR-V』が、2万8657台を販売。前年同月比は6.5%増と、好調を維持する。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比0.8%増の1万1008台を販売。中型SUVの『パイロット』は、20.6%減の8894台と大幅減が続く。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比34.9%減の2004台。『TSX』も25%減の1119台、『ILX』も18.3%減の1683台と、セダン系が軒並み苦戦。唯一、2013年春に発売したホンダ『レジェンド』後継車の『RLX』が、前年同月比12.5%増の387台を登録した。

一方、アキュラブランドのSUVは、3月の販売記録を更新。『RDX』が18.2%増の4580台と、23か月連続で増加。2013年にモデルチェンジした『MDX』は、80.6%増の5793台を販売する。

ホンダの2014年第1四半期(1-3月)米国新車販売は、前年同期比3.6%減の32万5354台。「アコード、シビック、CR-Vの中核車種は、顧客の強い関心を呼んでいる」と話すのは、アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長。「4月には新型『フィット』を投入し、ラインナップを強化する」とコメントしている。

《森脇稔》

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