関西の自動改札機、「1円単位」でトラブル

鉄道 テクノロジー

近畿日本鉄道(近鉄)・阪神電気鉄道・京阪電気鉄道・南海電気鉄道・大阪市交通局・京都市交通局・神戸電鉄の関西7社局で4月1日、一部の自動改札機でICカードによる入場ができなくなるトラブルが発生した。

関西7社局とオムロンソーシアルソリューションズ(OSS)によると、OSS製の自動改札機のプログラムにおいて、前回利用データをチェックする機能に誤りがあり、1円単位運賃区間を利用したICカードを「異常カード」と判定するようになっていた。

このため、4月1日の消費税率引き上げを機にICカード1円単位運賃が導入されたSuica・PASMOエリアで1円単位運賃区間をICカードで乗車し、その後、関西7社局の一部の自動改札機から改札内に入ろうとすると、エラーが発生して入場できない状態になった。

入場エラーの発生が確認されたのは、7社局の約400駅に設置された約1900台の自動改札機。少なくとも約600人に影響したと見られる。OSSはプログラム改修を終えて機器への反映を実施し、4月2日中に全ての改札機の改修を完了したとしている。

《草町義和》

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