経済協力開発機構(OECD)は1日、生徒の学習到達度調査(Pisa)の2012年度版で実施した創造的問題解決能力に関する調査結果を発表。
マレーシアの問題解決能力は44カ国中で39位となり、6番目に低いことがわかった。
問題解決能力の調査は、解決方法がすぐにわからない問題を解決し、解決しようとする能力や意思を図る調査で、今回ははじめてコンピュータを利用して調査が実施された。平均点が500点となるように問題が作成された。マレーシアのスコアは422だった。
1位はシンガポールでスコアは562ポイントだった。2位が韓国、3位が日本、4位がマカオ、5位が香港だった。最下位はコロンビアで、スコアは399だった。
日本の平均点は522点となり、問題解決能力における上位者の比率が22.3%だった。1位となったシンガポールにおける上位者の比率は29.3%で、マレーシアはわずか0.9%だった。