ダットサン、on-DO 発表…ロシア向け小型セダン

自動車 ニューモデル 新型車
ダットサン on-DO(オン-ドー)
ダットサン on-DO(オン-ドー) 全 7 枚 拡大写真

日産自動車の「ダットサン」ブランドは4月4日、ロシアにダットサンを投入すると発表するとともに、新型車のダットサン『on-DO』(オン-ドー)を初公開した。

on-DO は、4ドア5名乗りの小型ファミリーセダン。力強く、広々とした、現代的なモデルで、日本のDNAを継承し、品質や信頼性を約束。ボディサイズは、全長4377×全幅1700×全高1500mm。トランク容量はクラス最大級の530リットルを備える。

デザインは日本の日産グローバルデザインセンターが担当。開発はルノー日産の傘下にあるロシア・アフトワズのエンジニアチームが手がけ、生産はアフトワズのロシア・トリアッティ工場で行う。ダットサン車をロシア市場へ投入することで、ロシアはインドネシアに続き、ニッサン、インフィニティ、ダットサンの全3ブランドを販売する市場となる。

エンジンは1.6リットルガソリンで、最大出力87psを発生。価格は40万ルーブル以下となる予定で、今夏ロシア市場で発売される。当初はニッサンブランドのディーラー投資家が支援する25のダットサンブランドディーラーで販売。今後2年間で、さらに75店舗増やす計画。

「ロシアは現在、日産にとって世界で5番目に大きな市場。今後3年間で販売台数を3倍にし、市場シェアを倍増させる」と意気込むのは、日産のカルロス・ゴーンCEO。「ダットサンブランドは、ロシアでの全販売台数の3分の1を占めると予想。アライアンスパートナーのアフトワズの開発力、市場に関する知識、生産能力を活用することで、21世紀のダットサンのモデルラインナップを届けていく」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る