英マクラーレンのスーパーカー、MP4-12C が生産終了へ…3年の歴史に幕

自動車 ビジネス 企業動向
マクラーレンMP4-12C
マクラーレンMP4-12C 全 3 枚 拡大写真

英国マクラーレンオートモーティブのスーパーカー、『MP4-12C』。同車が生産を終えることが分かった。

これは4月4日、マクラーレンオートモーティブが明らかにしたもの。同社は「MP4-12Cの生産を、終了することを決定した」と発表している。

MP4-12Cは、2011年に生産を開始。マクラーレンオートモーティブが1991年に発表したマクラーレン『F1』以来、F1参戦のノウハウを生かして、久々に開発したロードゴーイングスポーツカーがMP4-12C。

生産開始から、わずか3年で、MP4-12Cの生産を終える理由は何か。それは2014年3月、ジュネーブモーターショー14で初公開されたマクラーレン『650S』の存在が大きい。

もともと650Sは、MP4-12Cとフラッグシップスーパーカー、『P1』の間を埋める車種として企画。現時点で650Sは、納車まで半年待ちの人気となっている。そこでマクラーレンオートモーティブは、英国工場の全生産能力を650Sに振り向けるため、MP4-12Cの生産終了を決定した。

マクラーレン650Sは、MP4-12Cをベースに開発。この650Sが事実上、MP4-12Cの後継車に位置付けられることになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  4. タイプRとホンダウイング、ホンダ公認の保冷ボトルホルダー2種が登場…夏のドライブやツーリングのお供に
  5. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る