踏切から軌道内に誤進入、通過列車と衝突

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3日午後10時45分ごろ、京都府京都市右京区内の阪急電鉄京都線で、踏切から軌道内に誤進入した乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは大破したが、運転していた67歳の女性は車外に脱出してケガはなく、列車の乗客乗員も無事だった。

京都府警・右京署によると、現場は京都市右京区西院久保田町付近。乗用車は踏切を進行していた際、誤って阪急電鉄京都線の軌道内に進入。約150m走行したところで立ち往生したが、この直後に通過した普通列車(河原町発/梅田行き、8両編成)と衝突した。

列車との衝突でクルマは大破したが、運転していた同市内に在住する67歳の女性は衝突前に車外へ脱出しており、ケガはなかった。列車の乗客乗員約160人も無事だった。

現場の踏切は手前で複数の道路が斜めに交わる構造となっており、女性は踏切を越えたところにある交差道路と軌道を誤認して進入した可能性が高いとみられる。以前にも同様の誤進入があり、その際には列車との衝突でクルマの運転者が死亡している。

警察では事故発生の経緯を詳しく調べるとともに、鉄道会社と連携して誤進入対策を検討する方針だ。

《石田真一》

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