自家用車での増税対策派は点検意識が高い…日本自動車タイヤ協会調べ

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自家用車に関することで、増税を受けて何か節約を行う予定ですか?
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日本自動車タイヤ協会は、4月8日のタイヤの日を前に、20代~50代の自家用車を所有するドライバー男女400人を対象に「自家用車のタイヤの空気圧点検に関する意識調査」を実施した。

今年は、タイヤの空気圧を中心に自家用車の安全に関する実態・意識に関する調査のほか、4月からの消費増税にあわせて、運転への意識の変化などを探るため、ドライバーの自家用車での増税対策への意識調査も実施した。

調査結果によると、74.3%のドライバーは4月からの消費増税にあわせて、自家用車での節約を考えていないと回答。増税後に車に使う金額も58.8%が「変わらない」と答えており、車の増税対策を検討している人(増税対策派)は少ないようだ。

一方で、増税対策派は、日頃から燃費を意識した運転を行っている割合が高いことがわかった。同時にタイヤ点検意識も高く、特に空気圧点検への意識が73.8%と最も高い結果となった。「空気圧の点検で節約できるのであれば定期的に行いたい」という声も聞かれ、自家用車での増税対策派は、節約意識も点検意識も高いドライバーが多いようだ。

自家用車のメンテナンスについて聞いてみると、メンテナンスを普段から行っている人は42.5%。具体的に行っているメンテナンスは、「タイヤの空気圧点検」が64.0%でトップとなり、「エンジンオイルの点検」(58.7%)、「タイヤの溝チェック」(50.7%)が続いた。また、タイヤの空気圧が不足すると弊害が起こることを知っている人は80.3%にも上り、空気圧への意識が高いことが伺える。

しかし、自身の車のタイヤの適切な指定空気圧を知っている人は41.3%、月に1度以上の適切な頻度でタイヤの空気圧点検を行っている人は24.1%に留まった。意識の高い増税対策派でも、月に1回以上の点検を行っているのは37.0%となり、空気圧点検の必要性は認識していても、必ずしも適切な点検を実施できているわけではないという結果となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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