三菱電機は、神戸地区(兵庫県神戸市)構内に建設していた「技術棟」が完成し、2014年4月下旬から順次稼働開始すると発表した。
同社では、技術棟の稼働で、公共・電力・鉄道などの社会インフラシステム事業拡大に向けたエンジニアリング体制を強化する。
社会・エネルギーインフラのグローバルでの需要増加を背景に、公共・電力・鉄道などの社会インフラシステム事業は中長期的に拡大が見込まれている。同社では今回、地区内に点在していた設計開発担当技術者を技術棟に集約することにより、エンジニアリング体制の強化、業務の効率化を図るとともに、空いたエリアに制御機器の生産試験スペースを拡張することで、需要増加に対応する。
技術棟は延床面積が2250平方m。地上7階建て。投資額は約40億円。