いすみ鉄道、夜行急行列車の再現ツアーを企画

鉄道 企業動向

いすみ鉄道は5月17~18日、「キハ28・52で楽しむ、いすみ鉄道夜行列車の旅」ツアーを実施する。同社が所有する国鉄型気動車を使用して深夜から翌日早朝にかけて運転し、座席車による往時の夜行急行列車を再現する。

同社によると、今年2月に国鉄型気動車のオーナー・サポーター向けに実施した夜行列車の企画が好評で、これを受けて一般向けの夜行列車企画を実施することにした。いすみ線は大原~上総中野間の全長26.8kmで夜行運転を必要とするほどの距離はないが、全区間を2往復した後に大多喜駅まで運転し、さらに途中駅で長時間停車して時間を稼ぐ。車両は国鉄型気動車のキハ28形+キハ52形の2両編成を使用する。

ツアーの集合場所は大原駅(千葉県いすみ市)で19時集合。いすみ市内の宿泊施設「ヴィラそとぼう」で夕食・入浴の後、大原駅から列車に乗り込む。運行時刻は1往復目が大原22時00分頃発~上総中野0時00分頃着・0時20分頃発~大原2時00分頃着、2往復目が大原2時20分頃発~上総中野3時40分頃着・4時00分頃発~大原5時20分頃着。その後、大原駅を5時30分頃に発車して6時00分頃、最終地点となる大多喜駅に到着する。途中、国吉駅や大多喜駅などで数十分程度停車する。

旅行代金はロングシート2席分程度を利用できる「ロングシートプラン」が7800円、4人がけクロスシートの2人がけ分を占有できる「1/2BOXプラン」が9800円、4人がけクロスシートを1ボックス分占有できる「1BOX占有プラン」が1万2000円。4月12日の20時からJTBウェブサイトで発売する。

《草町義和》

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