三菱電機、欧州向け交通システム事業を強化

鉄道 企業動向

三菱電機は4月10日、同社の欧州販売会社「三菱電機ヨーロッパ」に交通システム部を設置すると発表した。「世界最大の鉄道市場」といわれる欧州で交通システム事業の拡大を目指す。

交通システム部はイタリア・ミラノ市に設置。モーターや制御装置、空調装置などの販売とマーケティングを担当する。これにより顧客サポートと事業体制を強化し、交通システム事業の欧州向け売上高比率を海外全体で現在の5%から20%へ拡大させる。

また、三菱電機はイタリアの鉄道車両用空調装置メーカー・KLIMAT-FER(クリマットファー)社の発行株式の80%以上を取得して子会社化。社名を「Mitsubishi Electric Klimat Transportation Systems S.p.A.(三菱電機クリマット・交通システム)」に改め、4月から営業を開始する。同社は欧州向け車両用空調装置の製造・保守を担当し、今後、三菱電機の空調技術と融合させるという。

《レスポンス編集部》

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