GMの大規模リコール、新たに220万台…今度はキーが抜け落ちる恐れ

自動車 テクノロジー 安全
写真はアメリカ仕様の2009年型モデル「シボレーHHR」
写真はアメリカ仕様の2009年型モデル「シボレーHHR」 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの大規模リコール(回収・無償修理)問題。これに関連して、新たなリコールが発表された。

これは4月10日、GMが明らかにしたもの。同社は、「米国で過去に販売された220万台を、新たにリコールする」と発表している。

今回のGMの大規模リコールは、イグニッションスイッチの不具合によるもの。走行中、エンジンキーが勝手に戻り、エンジンが停止。この状態で事故を起こせば、エアバッグが作動しない。この不具合により、13名の乗員が死亡している。

また、GMは早期にこの不具合を認識しながら、顧客や米当局への情報開示を怠った可能性がある。現在、米国議会では、この問題に関する公聴会が開催されており、GMのメアリー・バーラCEOらが、追及を受けている。

そんな中、GMは4月10日、この不具合に関連した新たなリコールを発表。ロックシリンダーの不具合により、シボレー、サターン、ポンテアックの合計6車種、220万台をリコールする。ロックシリンダーの不具合について、GMは、「エンジン停止以外の位置で、キーがシリンダーから抜け落ちる可能性がある」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る