エアバス、チベット航空にシャークレット装備のA319を初納入

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シャークレットの装備されたチベット航空のA319
シャークレットの装備されたチベット航空のA319 全 2 枚 拡大写真

エアバスは4月11日、中国チベット自治区にあるラサを本拠地とするチベット航空が、シャークレットを装備した最初の『A319』の納入を受けたことを発表した。

エアバスの天津デリバリーセンター(ATDC)にて手渡されたこの航空機は、チベット航空の現存する8機のA319の編隊に合流することとなる。この航空機はエアバスの天津最終組み立てライン(FALC)において、165機目に組み立てられたものである。

この航空機はCFM56-5Bエンジンが搭載され、8つのビジネスクラスと120のエコノミークラスによる128座席の快適な2クラスのキャビンを特徴としている。

チベット航空は1万2000フィートの標高を持つ、世界で最も高度の高い空港の一つであるラサ・クンガ空港を拠点としている。この新しいA319は高度の高い空港での運用認可を受けており、RNP-ARとサットコムがインストールされている。

RNP-ARによって提供される高度な正確性は、山脈地域での空港で運航を行う航空会社にとって特に重要とされる。チベット航空はエアバスの子会社であるエアバス・プロスカイを、そのRNP-AR運用の戦略的パートナーとして選択している。

《河村兵衛》

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