米ボーイング、商用航空機のカスタマーサポートを南カリフォルニアに集約…市場の成長に対応

航空 企業動向
ボーイングの商用機
ボーイングの商用機 全 3 枚 拡大写真

米ボーイングは、運用中の商用航空機カスタマーサポートを南カリフォルニアにある同社の商用航空機工学設計センター(Commercial Airplanes Engineering Design Center)に集約すると発表した。

カスタマーサポートを1ヶ所に集中させることで、市場が成長しても、よりよいサポートを提供できる体制を整えるのが目的だという。

同社は2013年5月に、工学設計センター(Engineering Design Center)を南カリフォルニアのサウス・キャロラインとワシントン州に設立したが、その際、量産機以外の航空機は南カリフォルニアでサポートすると発表していた。

現在ボーイング『707』『717』、『727』、『757』、『DC-8』、『DC-9』、『DC-10』、『MD-11』、『MD-80/-90』型機のカスタマーサポートは南カリフォルニヤで行われているが、次世代機のボーイング『737』、『747』、『767』、『777』型機および空中給油・輸送機『KC-46タンカー』、 哨戒機『P-8』の民生向け製品のカスタマーサポートは2015年中にワシントン州からカリフォルニアに移管されるという。

南カリフォルニア商用航空機工学設計センターでは、ロングピーチとシールビーチの同社敷地に現在約1800人の社員が雇用されており、今後2年間に約1000の雇用が増える見込み。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る