シトロエンのドライバーであるクリス・ミークは4月10日、先週のラリーポルトガルでのクラッシュによるリタイアについて非常に落胆し、ここまでのアクシデントに見舞われ続けているシーズンにおいて答えを発見することに懸命であると述べた。
ミークは彼の乗車するシトロエン『DS3』がコーナリングに失敗し、道路を転がり落ちてしまった第7ステージでのクラッシュは、誤ったペースノートの結果であるとしている。
このクラッシュは、シトロエン・トタル・アブダビのチームから初めてフルシーズンの参戦をすることとなった英国人ドライバーにとって、さらなる大きな逆境となった。彼は今年最初にラリーの行われたモンテカルロで表彰台に立ったものの、その後の3レースでクラッシュによるリタイアとなり、メキシコでは2度のクラッシュを経験している。
「僕はこの機会を活かせるように、とてもハードにトライしているが、今は上手く行っていない。僕達は前進するために、大きなリセットが必要だ。それはトライすることが欠けているわけではない。ラリーの歴史を見た時、そこには最初のシーズンでバランスを発見することに苦しんだドライバー達が多く存在する。僕はその状況を乗り越えようとしているところだ。ただ全てが上手く運ぶ方法を見つけることができるように努力と期待をしているよ」とミークは語った。