GM の大規模リコール、対策費用が13億ドルに膨らむ見通し

自動車 テクノロジー 安全
シボレー・コバルト
シボレー・コバルト 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの大規模リコール(回収・無償修理)問題。このリコールの対策費用が、さらに膨らむ見通しだ。

これは4月10日、GMが明らかにしたもの。同社は、「今回のリコールに関する費用が、およそ13億ドル(約1300億円)に達する」との見通しを発表している。

GMは3月31日の時点で、今回のリコール費用が7億5000万ドル(約750億円)との見通しを示していた。

しかし、当初のイグニッションスイッチの不具合によるリコールおよそ260万台に加えて、4月10日にはロックシリンダーの不具合による約220万台を発表。これにより、リコール対策費が、7億5000万ドルから13億ドルへ倍増した。

なおGMは、今回のリコール費用を、2014年第1四半期(1-3月)決算に計上する計画。およそ4年間、四半期ベースで黒字が続いているGMだが、この大規模リコールの業績に与える影響が注目される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る