GM の大規模リコール、対策費用が13億ドルに膨らむ見通し

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米国の自動車最大手、GMの大規模リコール(回収・無償修理)問題。このリコールの対策費用が、さらに膨らむ見通しだ。

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これは4月10日、GMが明らかにしたもの。同社は、「今回のリコールに関する費用が、およそ13億ドル(約1300億円)に達する」との見通しを発表している。

GMは3月31日の時点で、今回のリコール費用が7億5000万ドル(約750億円)との見通しを示していた。

しかし、当初のイグニッションスイッチの不具合によるリコールおよそ260万台に加えて、4月10日にはロックシリンダーの不具合による約220万台を発表。これにより、リコール対策費が、7億5000万ドルから13億ドルへ倍増した。

なおGMは、今回のリコール費用を、2014年第1四半期(1-3月)決算に計上する計画。およそ4年間、四半期ベースで黒字が続いているGMだが、この大規模リコールの業績に与える影響が注目される。

《森脇稔》

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