三菱電機は、ワイヤ放電加工機の新シリーズとして、自動車・精密電子部品など向けの長尺化・高精密化した金型の加工に適した「MPシリーズ」を4月16日に発売する。
新製品は、高精度・高剛性な機械構造体を採用することで、高精度な加工を実現する。また、超高精度直動ガイドの搭載により機械加工の精度向上を図り、高精度な軸送りや金型の長尺化に対応。「水冷サーマルバスターシステム」の採用により機械本体の温度を一定に制御することで、高精度加工を実現する。
さらに、三面昇降加工槽の搭載により作業効率を向上させたほか、超微細な新仕上げ電源回路搭載により、加工精度を高めた。
価格はXY分離駆動構造を採用する「MP1200」が2250万円、高剛性ベッド構造を採用する「MP2400」が2650万円。