トヨタ小木曽常務、ターボエンジンはカローラより上のクラスが中心に

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トヨタ自動車 小木曽聡常務役員
トヨタ自動車 小木曽聡常務役員 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車の小木曽聡常務役員は4月14日に都内で開いた新型『パッソ』発表会で一部報道陣に対し、ターボエンジンの展開について『カローラ』より上のクラスが中心になってくるとの見通しを示した。

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小木曽常務は「過給して燃費が良くなる領域と、素の状態で燃焼効率を高めていった方が、特にオートマチックトランスミッションとの相性で良さそうな領域はある」とした上で、「国内の『カローラ』クラスは定性的に言うとターボでやるにはまだ厳しいエリアと思っている」と述べた。

また「ターボによるエンジンのダウンサイジング化を積極的に進めているのは欧州メーカーに多い。欧州の場合はマニュアルトランスミッションおよびDCTのような固定ギアを使っている車が多く、ターボ化で(燃費を)稼げる領域が、ドライバビリティも含めてある」と指摘。

その一方で「我々トヨタは下のクラスは無段変速でエンジンの効率が良いところをとにかくトレースした方が良いと考えており、どんどんターボを広めていくというよりは、エンジンの熱効率を上げた方が手っ取り早い」と話した。

トヨタは、ハイブリッド車で培ってきた燃焼改良や損失低減技術を用いた低燃費エンジン群を開発し、2015年までに全世界で14機種のエンジンを順次投入する計画。その第一弾となるエンジンが新型パッソに搭載された。

またトヨタは昨秋の東京モーターショーで2リットルターボエンジンを搭載したレクサス『LF-NX』を初公開しているが、小木曽常務は「NXよりやや下のクラスまでならターボでメリットがでる領域がある。ターボによるダウンサイズ化とエンジン単体の燃焼効率向上の両方を使い分けていくことになるだろう」との考えを示した。

《小松哲也》

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