三菱電機、自動車・精密電子部品の金型加工向けワイヤ放電加工機を発売

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三菱電機、ワイヤ放電加工機「MPシリーズ」(左:MP1200、右:MP2400)
三菱電機、ワイヤ放電加工機「MPシリーズ」(左:MP1200、右:MP2400) 全 1 枚 拡大写真

三菱電機は、ワイヤ放電加工機の新シリーズとして、自動車・精密電子部品など向けの長尺化・高精密化した金型の加工に適した「MPシリーズ」を4月16日から発売すると発表した。

「MP1200」は、最上位機種「PAシリーズ」のXY分離駆動構造を、「MP2400」には「PAシリーズ」の高剛性ベッド構造をそれぞれ採用することで、高精度加工を実現する。

超高精度直動ガイドの搭載により、機械加工の精度が向上し、高精度な軸送りや金型の長尺化に対応した。「水冷サーマルバスターシステム」の採用により機械本体の温度を一定に制御することで、高精度加工を実現する。

従来機種「NAシリーズ」で採用している三面昇降加工槽の搭載により、加工ワークの位置を三方向から確認でき、段取り作業性の向上を図った。加工槽扉が加工位置である定盤上面に対して約60mm降下し接近するため、ハンドリフターを用いるワーク搬入出や周辺装置の自動化システムに柔軟に対応する。

価格はMP1200が2250万円、MP2400が2650万円で、MPシリーズ合計で2014年度に120の販売を計画している。

新製品は、インテックス大阪で開催される「INTERMOLD2014(第25回金型加工技術展)」(4月16日~19日)に出展する。

《レスポンス編集部》

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