輸出船契約実績、円安で418隻・1649万総トンと好調…2013年

船舶 企業動向

日本船舶輸出組合が発表した2013年度(2013年4月~2014年3月)の輸出船契約実績によると、輸出船受注量が418隻、前年度比75.9%増の1649万総トンと好調だった。

為替水準が円安で推移したため、競争力が向上、ばら積運搬船、貨物船、油送船ともに好調だった。特にばら積運搬船は348隻、1318万総トンを受注、前年度からほぼ倍増した。

船主系列別契約実績では、トン数ベースで邦船系が57.4%、欧米系が13.2%、ギリシャ系が11.8%、香港系が3.7%、その他が13.9%となっている。

契約は、円建契約が12.0%、円・外貨ミックスが7.5%、外貨建が80.5%、現金払契約が100%、商社契約が25.1%だった。

納期では、2013年度ものが7.6%、2014年度ものが21.7%、2015年度ものが35.3%、2016年度ものが26.1%、2017年度ものが9.3%となっている。

一方、通関実績は、274隻、同19.3%減の1200万総トンとなった。この結果、2013年末の輸出船手持工事量は、658隻、2772万総トンとなっている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. インフィニティの最上位SUV『QX80』に初の「スポーツ」グレード登場
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る