豊田自動織機、世界トップクラスの環境性能を備えたフォークリフトを国内投入

自動車 ビジネス 企業動向

豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは、国内排出ガス規制に適合する自社開発の新型トヨタ産業用エンジンを国内向けフォークリフトに搭載すると発表した。

近年、地球温暖化防止や環境負荷物質の排出量低減ニーズが高まるなか、自動車と同様、フォークリフトのような産業車両においても、先進国を中心に排出ガス規制が強化されている。また、世界的な環境意識の高まりとともに、電動車の採用も増えているが、特に積載荷重3t以上のフォークリフトにおいては、電動車では連続稼動時間や作業性の制限があり、低燃費で排出ガス規制に適合したエンジンを搭載したフォークリフトが求められている。

同社は、昨年、北米市場において、米国排出ガス規制(Tier4)に適合した1ZSディーゼルエンジン、1KDディーゼルエンジンを搭載した新型フォークリフトの販売を開始した。

トヨタL&Fは今秋以降、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター:Diesel particulate filter)を用いることなく、国内の排出ガス規制に適合した同エンジンを国内向けのフォークリフトに搭載し、大幅な燃費低減をはじめとする環境性能を向上するとともに、安心機能を追加した新商品を順次投入するという。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. BMW『3シリーズ』が50周年! 日本だけの限定車発表に、SNSでは悲喜こもごも?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る