自動運転車の購入希望者5割、敬遠派も多数…オークネット調べ

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自動運転技術に対する期待
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オークネットは、「自動運転技術への期待とニーズ」と題したアンケート調査を実施、その結果を発表した。

調査は2月27日から3月12日の期間、インターネットアンケートで実施、1119人の回答を得た。

はじめに、自動運転技術に対する期待を確認したところ「安全性」が29.7%で最も多く、続いて「渋滞緩和」が18.7%となった。年代別に確認すると年代問わず「安全性」が最も多く、「渋滞緩和」は50代まで増加傾向にあることが分かった。

次に現在クルマを所有しており自動運転車を購入したい回答者に、現在のクルマと自動運転車の利用目的について尋ねてみた。その結果、現在のクルマの利用目的は「買い物」が40.5%と最も多くなったのに対して、自動運転車の利用目的は「レジャー」が40.5%と最も多くなった。

続いて自動運転車が発売されたら購入したいかどうかは「購入したい」「どちらかと言えば購入したい」が合わせて49.6%となり、約半数が自動運転車の購入に前向きであることが分かった。

しかし「どちらとも言えない」「どちらかと言えば購入したくない」「購入したくない」が合わせて50.4%となり、少数ではない。理由としては、運転を完全に機械に委ねることへの不安や、価格設定が明らかになっていないことなどがあげられた。

自動運転技術への支払可能金額は「0~10万」「~50万」が合わせて78.9%となり、低価格帯に回答が集中し、年収別に確認しても同じ傾向が見られた。自動運転車を広く普及させることを目的とするのであれば、自動運転技術の販売価格を50万円以内におさめる必要がありそうだ。

《纐纈敏也@DAYS》

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