ケーヒン、インドネシアで四輪車用ECUを量産開始

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今回共用化を実現したECUライン
今回共用化を実現したECUライン 全 1 枚 拡大写真

ケーヒングループは、市場が拡大するインドネシアの四輪車需要に対応して、インドネシア・ベカシにあるピーティー ケーヒン インドネシア(KID)第一工場で、四輪車用電子制御製品(ECU)の量産を開始した。

現在KIDでは、ベカシにある第一工場と、チカンペックにある第二工場が稼働している。第一工場では今回のECUやスロットル・ボディなどを生産し、第二工場ではインジェクターや燃料ポンプなど生産しており、それぞれの生産品目が異なっている。

今回量産を開始した四輪車用ECUにおいては、KID第一工場にある生産能力400万台の二輪車用ECUラインの一部を、四輪車用ECUとの共用ラインとして活用するとともに、新たに設置したラインを小型でシンプルにすることで、投資を抑えながら年間生産能力約20万台の生産ラインを設置できたという。

同社では、二輪車及び四輪車のグローバルでの市場拡大に柔軟に対応する必要があり、二輪車の電子燃料噴射(FI)システムへの移行に伴い拡充したインフラを四輪車製品に共用するなどシナジー効果を高める取り組みを進めたいとしている。

《山内 博》

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