摩耶ロープウェー、5月から「片線運行」で再開

鉄道 行政

神戸すまいまちづくり公社はこのほど、5月21日に摩耶ロープウェーの営業を再開すると発表した。当面はゴンドラ1台の「片線運行」になる。

摩耶ロープウェーは、神戸すまいまちづくり公社が運営している摩耶山(神戸市灘区)のロープウェイ。運転制御システムの更新工事に伴い、2013年12月1日から運休している。当初は今年3月1日からの再開を予定していたが、1月23日にシステムの調整を行っていた際、ゴンドラがホームに衝突して破損。この影響で再開を延期していた。

公社によると、4月21日から25日にかけて、修理が終わったゴンドラをヘリコプターで現地に搬入。その後、ゴンドラの設置や施設の残工事、再開準備作業などを行い、5月21日から運転を再開する予定だ。

営業用のゴンドラは「おりひめ」「ひこぼし」の2台だが、「おりひめ」は損傷が激しく再製作する。このため、5月21日の再開時には損傷が少なかった「ひこぼし」のみ使用。もう1台は利用者を乗せない荷重ゴンドラを使用し、当面は「ひこぼし」1台で営業運行する。「ひこぼし」と新しい「おりひめ」による2台営業運行の再開は12月頃の見込み。

摩耶ロープウェーの麓側で連絡しているケーブルカー(摩耶ケーブル線)は、現在も通常通り運行している。

《草町義和》

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