【スズキの四輪技術】本田副社長「レンジエクステンダーの研究は続ける」

エコカー ハイブリッド
スズキの本田治副社長(スズキ 四輪技術説明会)
スズキの本田治副社長(スズキ 四輪技術説明会) 全 3 枚 拡大写真

スズキは4月16日に東京で4輪車の技術説明会を開き、エンジンの熱効率追求やマイルド型のハイブリッド車(HV)の実用化など、環境対応技術を中心とした取り組み状況を公表した。

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HVについては、軽自動車などに採用しているエネルギー回生システムの「エネチャージ」をもとに、走行のための動力を電動アシストするモーター(ジェネレーター兼用)などを組合せる“マイルドHV”の開発を紹介した。

一方で、これまで取り組んできたシリーズ方式のHVをもとにモーターのみで走行する「レンジエクステンダー」技術の扱いが注目される。会見した本田治副社長(四輪技術本部長)は「商品化計画はないが、レンジエクステンダーについては、将来のHVや電動技術にも応用できる要素があるので、研究は続けている」と明らかにした。

スズキは2010年ころから『スイフト』に発電用として660ccの軽自動車用エンジン、走行用モーターなどを搭載したレンジエクステンダーの開発に取り組んできた。2012年のジュネーブモーターショーなどにも参考出品していたが、商品化はとりあえず中断となった。

《池原照雄》

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