マレーシア人がMERSで死亡、アジアで初の感染

エマージング・マーケット 東南アジア

保健省は16日、ジョホール州の男性(54)が中東呼吸器症候群(MERS)に感染し、死亡したことを明らかにした。アジアで初めて感染及び死亡者が出た。

男性はメッカ巡礼のためサウジアラビアを訪問、3月29日にジェッダからイスタンブール経由で帰国した。発熱や咳、呼吸困難の症状が出たことから、今月10日から入院していたが、13日に死亡した。

保健省は、死亡した男性が乗ったトルコ航空のTK93便及びTK60便に搭乗した乗客に対して、健康診断を受診するために保健省に連絡するよう求めた。今後メッカに行く予定のある人は、マスクを着用するなど衛生面に気をつけるように注意を促した。

MERSコロナウイルスは、2012年に始めて確認された。治療方法や感染方法はまだわかっていない。世界保健機関(WHO)によると、これまでに238人の感染、92人の死亡が確認されている。
(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月17日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  6. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  7. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  8. 【エンジン音あり】話題の新型ホンダ『CB1000F/SE』の“図太”直4サウンドを鈴鹿で堪能! ライポジ&足つきを最速チェック
  9. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  10. BMW 8シリーズ、「特別な限定車」をモントレーカーウィーク2025で発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る