JAXA、成田空港を離発着する航空機の後方乱気流を計測する試験を実施

航空 行政
成田空港で後方乱気流の計測試験を実施(出典:JAXA)
成田空港で後方乱気流の計測試験を実施(出典:JAXA) 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空開発研究機構(JAXA)は、1月8日から2月14日に、成田空港を離着陸する航空機の後方乱気流を計測する試験を実施した。

成田空港周辺に、レーザー光を使って乱気流を計測できる風計測ライダーや、離着陸する航空機の位置・速度がわかるADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)受信機、監視カメラなどで構成する「後方乱気流計測システム」を設置した。

これによって前回の2013年11月に行った試験と合わせて、約2500機の後方乱気流を計測した。

今後は、得られたデータをベースに、後方乱気流を予測するシステムの精度を高めていく。同時に、その予測に基づいて算出した、航空機の安全な離着陸間隔について後方乱気流が残留していなかったかなども検証を行っていく。

《レスポンス編集部》

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