日産片桐副社長「2年間で販売店の8割、2100店舗を刷新する」

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日産自動車の片桐隆夫副社長
日産自動車の片桐隆夫副社長 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は4月18日、国内販売についての説明会を開催。その中で、片桐隆夫副社長は「2015年までの2年間で販売店の8割、2100店舗を刷新し、カーライフアドバイザーを15%増員する」と述べ、国内販売ネットワークの充実を図っていく考えを示した。

うち約300店を「レディ・ファーストプロジェクト」のもと、女性にうれしい店にしていく。そこでは、居心地のいい空間を演出し、女性カーライフアドバイザーを常駐させてライフスタイルの提案も行う。主に女性客の多い商圏で、その展開を考えており、「2年といわず、できるだけ早く行っていきたい」と片桐副社長は話す。

日産はトヨタ自動車に次いでシェア2位の地位を長い間維持していたが、今や4位。いくらグローバル販売に力を入れてるといっても、これでは日本に本社を置く企業としては情けないだろう。しかも、「確固たる2番手」という目標を掲げているのでなおさらだ。

ここでなんとか挽回しなければ、その達成は難しいといわざるを得ない。そこで、「ワクテク」というキャッチフレーズをつくって新技術を搭載した車両を次々に投入すると同時に、店舗の刷新を図ってユーザーを取り戻そうというわけだ。文字通り、これから日産の国内での本格的な巻き返しが始まろうとしている。

《山田清志》

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