帝人グループ、チャイナプラス2014」に出展…パンライト製の樹脂窓などを展示

自動車 ビジネス 企業動向
帝人グループのモビリティ
帝人グループのモビリティ 全 2 枚 拡大写真

帝人グループは、4月23日~26日に上海新国際博覧中心(中国・上海市)で開催されるアジア最大のプラスチック見本市「チャイナプラス2014」に出展すると発表した。

同見本市に15回目の出展となる同グループは今回、「モビリティ」「情報・エレクトロニクス」「環境・エネルギー」といった中長期経営ビジョンにおける注力分野を中心に、樹脂やフィルム、高機能繊維など、帝人グループの様々な素材を“One Teijin”として紹介する。

主な展示内容は、モビリティ分野においては、ポリカーボネート(PC)樹脂『パンライト』製の樹脂窓を紹介する。ガラスより軽量であることに加え、歪みが少なく、高い視認性を有するという特長をいかし、米国・ニューヨーク市のタクシー「イエローキャブ」のパーティションウィンドウなど、世界中の様々な自動車の樹脂窓に採用されている。

また、世界トップシェアのパラ系アラミド繊維『トワロン』『テクノーラ』を使用した自動車部品も紹介する。

次に情報・エレクトロニクス分野では、PC樹脂の光拡散グレードを紹介する。近年のLED照明の軽量化・高出力化・高輝度化に伴い、ニーズの高まる安全性向上や難燃規格に対応したもので、世界最高水準の難燃性や光線透過率、光拡散性をアピールする。

最後に、環境・エネルギー分野では、自動車部品・エレクトロニクス材料など、幅広い用途への活用が期待できるバイオプラスチック『バイオフロント』『PLANEXT』、めっきレス・塗装レスで金属光沢感を実現するポリエステルフィルム『テフレックス』、高品質のリサイクルポリエステル繊維『エコペットプラス』などを紹介する。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る