【バリアフリー14】ホンダ、車への移乗装置N-Lift装着車を展示…利用者の負担軽減

自動車 ニューモデル モビリティ
軽自動車に車への移乗装置『N-Lift(エヌ・リフト)』
軽自動車に車への移乗装置『N-Lift(エヌ・リフト)』 全 21 枚 拡大写真

4月17日~19日に大阪市のインテックス大阪で開催されたバリアフリー14で、ホンダは軽自動車に車への移乗装置『N-Lift(エヌ・リフト)』を装着した車両を展示した。

このエヌ・リフトは、愛知県一宮市のモリトー製で適応車種は『N BOX』『N BOX+』に装着できる。車室の中央に柱を立ててリフトが柱を中心に転回するので、前席の助手席と左右の後席の合計3ヶ所に移乗することができる。

モリトーの企画特販部 部長の中村広子氏は、「女性でも簡単に取付・分解できるように部品の重さを軽くした。100kgの人まで持ち上げることができ、介護されるご本人と介護者の負担を軽減できる。」と説明してくれた。

コントローラとバッテリーは一体化されて前席のシート下に収納している。コントローラには過負荷保護回路が設定されており、過負荷が働くとモーターの電源を遮断する。

使わない時は3つに分割して、軽自動車の後部スペースに収納できる。施設・病院への送迎、家族での外出に有効な移乗装置という感想を持った。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る