国際協力銀行、共和鋳造所のタイ事業に融資

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国際協力銀行(JBIC)は22日、岡山県の共和鋳造所との間で、融資金額190万米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結した。本融資は、三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は約290万米ドル相当。

今回の融資は、共和鋳造所のタイ現地法人KYOWA CASTING (THAILAND) CO., LTD.(KCT)が行う、自動車・農機具用アルミ部品の製造・販売事業に必要な資金を共和鋳造所に対して融資するもの。

共和鋳造所は、1943年創業で自動車部品用を中心にアルミ鋳造部品の製造・販売を行っている中小企業。共和鋳造所は、経済成長等を背景に自動車及び同関連産業からの需要拡大が見込まれるタイにおいて、2011年8月に初の海外生産拠点としてKCTを設立している。今回の融資事業により製造されるアルミ部品はタイに進出している日系自動車メーカー等を中心に供給される予定。

JBICは、今回の融資について、共和鋳造所の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものとしている。

《山内 博》

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