フランスの自動車大手、ルノーは4月21日、ルノー(ダチア)のSUV、『ダスター』の累計生産台数が100万台に到達したと発表した。
ダスターはダチアブランドの6番目の車種として開発。ダチアとしては初のSUVとなる。欧州だけでなく、ロシアや南米など世界市場へ投入。ダチアブランドの持ち味である低価格が訴求されており、一部市場ではルノーブランドから発売中。
ダスターはルノーのルーマニア工場で生産され、2010年春、欧州主要国で発売。その後、ウクライナ、中東、アフリカ、ロシア、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、チリなど、世界100か国に販売エリアを拡大した。現在では、ブラジルなど世界5工場で、生産が行われている。
今回、ダスターの累計生産台数が100万台に到達。発売から4年での100万台の大台突破となった。記念すべき100万台目は、ルノーのブラジル・クリチバ工場からラインオフ。ブラジル国内に向けて出荷された。
ダスターの販売台数が最も多い国はロシアで、累計15万1633台を販売。以下、フランスが14万5612台、ブラジルが11万7303台、インドが8万5974台、ドイツが7万0159台で続いている。