ダイハツ、今期は5%の営業減益見込む

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ダイハツの三井正則社長
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ダイハツ工業は4月24日に2015年3月期の連結業績予想を発表した。国内の軽自動車市場の縮小やインドネシア通貨安などにより、営業利益は前期比5%減の1400億円を見込んだ。

ダイハツの14年3月期の営業利益は、4期連続で過去最高の1467億円(10%増)だった。今期が減益となれば6期ぶり。

今期の軽自動車市場は、前期から2割程度落ち込むと見込んでいるものの、同社は6%減の66万台を計画している。ただ、販売減や車種構成変動による営業減益が70億円となる見込み。

さらに主としてインドネシア通貨の下落による現地での部品調達コスト上昇など、為替変動影響が170億円の悪化要因になる。東京で会見した三井正則社長は軽自動車事業について「今年度は過去最高の6車種の新モデルを投入する。需要喚起も図って収益確保につなげたい」と語った。

《池原照雄》

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