日本モレックス、自動車用エレクトロニクス向け次世代防水相互接続システムを発表

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日本モレックス・HSAutoLink II
日本モレックス・HSAutoLink II 全 1 枚 拡大写真

日本モレックスは4月24日、帯域幅の増加が求められる用途に適した自動車用エレクトロニクス向け次世代防水相互接続システム「HSAutoLink II」を発表した。

車線逸脱への注意、衝突回避や駐車サポートなどを実現するため、車1台に最大6台のカメラが搭載されるなど、現在、自動車用エレクトロニクスにおいて、インテリジェントドライバー支援システムに向けた車載カメラの普及が進んでいる。また、アナログからデジタルへの技術移行に伴い、より高い解像度や24ビット色への対応も求められており、これらの実現に向け、乗用車や商用車では帯域幅の増加が要望されている。

HSAutoLink II防水相互接続システムは、最大5Gbpsのデータ転送を実現する防水対応のケーブルアセンブリーおよび嵌合ヘッダーで構成、6極および12極の製品を取り揃えている。柔軟かつ拡張可能な製品ラインナップによって、複数プロトコルを同一のコネクターシステムで対応。自動車および商用車向けのインフォティメントやテレマティック機器、ナビゲーションシステム、コネクテッドビークル用サービス、高度ドライバー支援システム(ADAS)のほか、車体外周モニタリング、車線変更、歩行者警告、ナイトビジョン、荷物積入/積出操作、ECR書き換え時のデータアップロード診断、カメラとコントローラ/コントローラとディスプレイ間の接続などに適応する。

《纐纈敏也@DAYS》

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