スバル、現行 レガシィ シリーズの受注を6月末で終了…ツーリングワゴンは次期型設定せず

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レガシィ・ツーリングワゴン2.0GT DIT
レガシィ・ツーリングワゴン2.0GT DIT 全 11 枚 拡大写真

スバルは、現行型『レガシィ』シリーズ(『B4』『ツーリングワゴン』『アウトバック』)の受注を6月末に終了することを明らかにした。

現行型の5代目レガシィは2009年5月に登場。4代目に比べて全長で95mmプラスとなる4775mm、全幅はプラス50mmの1780mm、そして全高はプラス65mmの1535mmとボディサイズが一回り拡大(数値はいずれもツーリングワゴン)。

ボディ拡大に伴う上級移行でエンジンラインナップは2.5リットルが中心となった。翌2010年5月の一部改良でステレオカメラによる安全運転支援システム「アイサイト(Ver.2)」が搭載された。装着グレードは実質10万円高と安価で、その後の安全運転支援システム普及に貢献。スバルのラインナップにおいてはその後、『インプレッサ』『フォレスター『エクシーガ』などに相次いで装着され、2012年度におけるアイサイト装着率は約70%を達成している。

その後も、細かな年次改良が加えらてきたが、2012年5月にはダウンサイジングコンセプトに基づいた2リットル直噴ターボエンジン(300PS/40.8kgm)を新搭載。ツーリングワゴンにおいてはそれまでの2.5リットルターボエンジンに代わる最上級パワートレーンとなった。

2014年3月末時点における5代目の新車累計販売台数はおよそ9万台(日本自動車販売協会連合会データによる)。

スバルによると、『レガシィ』次期型は2014年内に登場することをアナウンスしているが、次期モデルのラインナップはB4/アウトバックのみとなり、ツーリングワゴンは設定されない。ツーリングワゴンについては、6月20日より発売される『レヴォーグ』が実質的な後継車となる。

《レスポンス編集部》

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