マツダ小飼社長、最高益でも構造改革に手を抜かず
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小飼雅道社長は「前期は構造改革プランを確実に実行できた、基盤づくりの年度であった」と振り返り、「今期はグローバルで142万台を目標にしている。今まで経験したことがない数字だが、支えるのは『アクセラ』で、それに期待している。もちろん『CX-5』や『アテンザ』同様に正価販売をして台数成長を達成していきたい」と付け加えた。
と同時に、今後とも構造改革プランには手を抜かない方針で、さらに加速させる姿勢を示した。それはスカイアクティブによる“モノ造り革新”と“ビジネス革新”の両面から行うもので、円高環境でも利益を生み出す車づくりを行い、卓越したデザインや優れた環境・安全性でブランド力を向上させて正価販売を促進する。
《山田清志》