マルチスズキの2013年度決算、純利益は16.3%増

自動車 ビジネス 企業動向
マルチスズキのスイフト
マルチスズキのスイフト 全 1 枚 拡大写真

インド乗用車市場で約40%のトップシェアを握るスズキの現地法人、マルチスズキは4月25日、2013年度通期(2013年4月‐2014年3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は4264億4800万ルピー(約7185億円)。前年度比は0.1%増と微増ながら、前年実績を上回った。純利益は278億3100万ルピー(約470億円)。前年度に対して、16.3%の増益を達成している。

マルチスズキの2013年度のインド新車販売台数は、115万5041台。4年連続で年間100万台を突破したものの、前年度比は1.4%のマイナスだった。

115万5041台の内訳は、インド国内が105万3689台で、前年度比0.3%増。輸出は10万1352台で、前年度に対して15.8%の落ち込み。

マルチスズキは、「コスト削減や現地化の取り組みが、為替相場の効果もあり、困難な経済状況の中で、利益を増やすことができた」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る