京阪、「鉄道むすめ」ラッピング電車を大津線で運転

鉄道 企業動向
京阪大津線の600形に施される「鉄道むすめ」のラッピングイメージ。5月1日から9月30日まで石山寺~坂本間で運転される。
京阪大津線の600形に施される「鉄道むすめ」のラッピングイメージ。5月1日から9月30日まで石山寺~坂本間で運転される。 全 3 枚 拡大写真

京阪電気鉄道は4月28日、大津線系統で「全国“鉄道むすめ”巡り3rd」のラッピング列車を運転すると発表した。

「鉄道むすめ」は玩具・模型メーカーのトミーテックが展開している、実在の鉄道事業者の制服を着たオリジナルキャラクター。「鉄道むすめ」にちなんだスランプラリー企画も行われており、今年は「全国“鉄道むすめ”巡り3rd」と題して2月1日から始まった。開催機関は9月30日までを予定している。

「3rd」では鉄道事業者など11社が参加。三陸鉄道と上田電鉄、トミックスワールド大宮、京王電鉄、富士急行、大井川鐵道、のと鉄道、和歌山電鐵、智頭急行、広島電鉄のほか京阪電鉄が今回初めて参加し、大津線系統の石山坂本線石山寺駅(大津市)にスタンプを設置した。これに伴い京阪は「鉄道むすめ」のラッピング列車を運転することにした。

「鉄道むすめ」のラッピングが施されるのは600形2両編成1本。「京阪電車大津線運転士 石山ともか」など11社の「鉄道むすめ」キャラクターを車体に描く。イラストは今回のラッピングのために漫画家のMATSUDA98さんが書き下ろしたもので、「車体色のグリーンから想起した『新緑香る日本の自然』の中を、鉄道むすめたちが車輌と共に駆けるイメージ」をデザインしたという。5月1日から9月30日まで石山寺~坂本間で運転される。

このほか、「石山ともか」の等身大パネルを5月16日から京阪山科・石山寺・近江神宮前・坂本4駅に設置。1日フリー切符「湖都古都・おおつ1dayきっぷ」は2015年3月31日までの期間限定で券面デザインを「石山ともか」にする。

《草町義和》

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