JR東海、車掌訓練装置に駅員訓練機能を追加

鉄道 企業動向
新しい訓練装置のイメージ。既存の訓練装置に駅員向けの訓練機能を追加する。
新しい訓練装置のイメージ。既存の訓練装置に駅員向けの訓練機能を追加する。 全 1 枚 拡大写真

JR東海はこのほど、東海道新幹線の車掌訓練装置に駅係員向けの機能を追加すると発表した。東京・名古屋・大阪各地区の運輸所と総合研修センターの車掌訓練装置に、列車監視モニターや可動柵操作盤など駅員向けの装置や機能を追加する。

駆け込み乗車や利用者の転落、非常停止ボタンの動作、可動柵の故障など、さまざまなイレギュラーを想定した実践的な訓練を行えるようにする。車掌と駅員の連携を意識した合同訓練も可能になるという。

投資額は約1億円。12月以降に順次導入し、2015年3月までに設置を完了する。JR東海は訓練機能の追加により「東海道新幹線の駅ホーム係員の対応力を高め、ホーム上の安全性をより一層向上させる」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る