メルセデス Bクラス の市販EV、ドイツで生産開始

エコカー EV
ドイツで生産が開始されたメルセデスベンツBクラス エレクトリックドライブ
ドイツで生産が開始されたメルセデスベンツBクラス エレクトリックドライブ 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラーはメルセデスベンツの市販EV、『Bクラス エレクトリックドライブ』の生産を、ドイツ・ラスタット工場で開始した。

同車は、メルセデスベンツ『Bクラス』をベースに開発された市販EV。2012年秋のパリモーターショー12でコンセプトカーを披露し、2013年3月、ニューヨークモーターショー13で市販版を初公開した。

Bクラス エレクトリックドライブは、小型MPVとして定評あるBクラスのスペースユーティリティ性能はそのままに、ゼロエミッション走行を可能にしたEV。その特徴は、リアアクスル前方に設けられた「エナジースペース」と呼ばれる空間。このエナジースペースに二次電池(リチウムイオンバッテリー)をレイアウトすることで、通常のBクラスと変わらない室内スペースを実現する。

モーターは、最大出力180ps、最大トルク34.6kgmを発生。二次電池は、テスラモーターズ製のリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大200kmを走行できる。
0‐100km/h加速は7.9秒、最高速は161km/h(リミッター作動)の実力だ。

ダイムラーは今回、メルセデスベンツのドイツ・ラスタット工場で、Bクラス エレクトリックドライブの生産を開始。まずは米国で発売し、欧州市場などへ拡大展開を計画している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. 人気のゴミ収集車モチーフも、車好きキッズ向けスニーカー「IFME のりものシリーズ」新登場
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る