ミシュラン、販売数量3.4%増ながら価格見直しで売上高2.4%減…2014年1-3月期決算

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ミシュランが発表した2014年1-3月期連結決算は、売上高が前年同期比2.4%減の47億5800万ユーロと減収となった。

乗用車・ライトトラック用タイヤ、トラック用タイヤ市場は、鉱業関連向けが減少した東欧を除いて回復したほか、農業機械、二輪車、航空機用タイヤが伸びたため、販売数量は同3.4%増加した。

しかし、原材料価格の下落で価格を見直した影響もあって価格ミックスは低調だった。乗用車・ライトトラック用タイヤ事業の売上高は同2.4%減の25億2000万ユーロ、トラック用タイヤ事業が同1.0%減の14億6200万ユーロ、鉱山・建設機械など向けの特殊製品事業も同5.2%減の7億7500万ユーロだった。

同社では今後、価格と原材料コストのバランスを維持しながら、ユニットごとの売上総利益率の改善に注力しており、競争力強化計画は予定通り展開している。

通期見通しでは、特別損益算入前の営業利益の増加(為替レートの変動による影響を除外)、11%を上回る使用資本利益率(ROCE)、約20億ユーロの資本支出プログラムを維持しながら5億ユーロを超える構造的なフリーキャッシュフローという目標を据え置いたとしている。

《レスポンス編集部》

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