中国の電池大手、BYD傘下の自動車メーカー、BYDオートは4月29日、米国カリフォルニア州の工場において、EVバスの現地生産を開始したと発表した。
カリフォルニア州のランカスターの工場では、BYDの米国製EVバスの量産第一号車がラインオフ。カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事らが出席して、記念式典が行われた。
このEVバスは、全長がおよそ12m。BYDの持つバッテリーとEV技術に関する豊富なノウハウを導入。1回の充電で、バッテリーが最大24時間持続する性能を備えている。
また、今回のEVバスの米国現地生産によって、米国で60名以上の新規雇用が創出された。
記念式典には、カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事が登壇。「これは小さな始まり。しかし、とても大きく重要なことへの布石になるだろう」と述べている。