4月のスズキのインド新車販売、11.4%減…6か月連続で減少

自動車 ビジネス 海外マーケット
マルチスズキ・エルティガ
マルチスズキ・エルティガ 全 3 枚 拡大写真

インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは5月1日、4月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、8万6196台。前年同月比は11.4%減と、6か月連続で前年実績を下回った。

8万6196台の販売台数の内訳は、インド国内が7万9119台。前年同月比は12.6%減と、2か月連続のマイナス。輸出は7077台で、前年同月比は4.4%増と、久々の回復を遂げた。

車種別では、主力のサブセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で6万5786台を販売。前年同月比は14%減と、引き続き前年実績を下回る。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『ディザイア』も、17.7%減の1万6008台と、2か月連続のマイナス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が8322台を販売。前年同月比は4.3%減とマイナスに転じる。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に投入。4月はセグメント合計で5011台を販売。前年同月比は5.8%減と、2か月ぶりに減少した。

マルチスズキの2013年度(2013年4月から2014年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、115万5041台。前年比は、1.4%のマイナスだった。2014年度の始まりの4月も、インド国内の燃料価格の上昇や金利高により、新車需要の落ち込みが続いている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る