4月のトヨタのインド販売、20.4%減…工場一時閉鎖の影響が長引く

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ・エティオス
トヨタ・エティオス 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は5月1日、4月のインド新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、4月の総販売台数は8328台(輸出を含む)。前年実績の1万0456台に対して、20.4%減と落ち込み、5か月連続で前年実績を下回った。

4月の落ち込みは、3月中旬、TKMがインド国内の2工場をロックアウト(一時閉鎖)した影響が長引いているため。賃金交渉が難航し、一部の従業員が生産を妨害したり、会社を脅迫したりしていることを受けて、TKMが工場のロックアウトに踏み切った。

8328台の内訳は、インド国内販売分が7562台で、前年同月比は16%のマイナス。TKMは2012年4月から、現地生産車の『エティオス』シリーズの海外向け輸出を開始。4月はこのエティオスを、766台輸出している。

「4月22日から、通常の生産体制に戻った。しかし、それ以前は、生産が制限を受けた」と述べるのは、TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長。「顧客のサポートと理解に感謝する。タイムリーに新車を届けられるよう、努力していく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る