ジャパン・マリンユナイテッドのプラットフォーム補給船、「パシフィック・リーダー」完成

船舶 企業動向
ジャパン・マリンユナイテッド、プラットフォーム・サプライ・ベッセル「パシフィック・リーダー」を引き渡し
ジャパン・マリンユナイテッド、プラットフォーム・サプライ・ベッセル「パシフィック・リーダー」を引き渡し 全 1 枚 拡大写真

ジャパン・マリンユナイテッドは、舞鶴事業所(京都府舞鶴市)で建造していたスワイヤー・パシフィック・オフショア・オペレーションズ向けプラットフォーム・サプライ・ベッセル「パシフィック・リーダー」を引き渡した。

パシフィック・リーダーは、広いデッキ面積と多種なタンクを装備し、液体、粉体、固体の多種多様な貨物を必要に応じてリグやプラットフォームに輸送することが可能。載貨重量は5263トン。

電気推進による旋回式推進装置と船首スラスタを備え、リグやプラットフォームの傍らで位置保持(ダイナミックポジショニング)しながら安全に荷役を行うことが可能。どこか一箇所が故障しても安全に位置保持可能な冗長性を持つ。

また、ダクト付きプロペラを採用することで、ダイナミックポジショニング時の推力アップにも貢献する。このほか、他船消火機能(FiFi-1)を持ち、船員の居住性に配慮した、低騒音・低振動の居住区設備としている。

ジャパン・マリンユナイテッドは需要が高まっている海洋エネルギー資源開発分野で、オフショア支援船などの建造を通して、世界の海洋開発に幅広く貢献するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. インフィニティの最上位SUV『QX80』に初の「スポーツ」グレード登場
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る