リーフ NISMO RC が筑波サーキットに登場…e燃費とコラボ[写真蔵]

エコカー EV
日産リーフNISMO RC(コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル)
日産リーフNISMO RC(コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル) 全 24 枚 拡大写真

筑波サーキットで5日開催された「コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル」。自動車ニュース「レスポンス」と燃費管理サービス「e燃費」は、先進EV展示会をおこなった。展示車両の一台、日産『リーフ』のレース仕様「リーフ NISMO RC」を写真で紹介する。

リーフ NISMO RCは2011年、EVリーフのPR促進活動の一環として誕生。ルマン24時間をはじめ世界各国のサーキットでデモ走行などをおこない、100%EVの“未来のレーシングカー”として存在を印象づけた。

外観は市販版リーフのイメージを受け継いでいるが、フレームやコックピットはもちろん、ルーフ、ヘッドライト/テールライトに至るまで共通部品は全くないに等しい。専用に創り上げたカーボンモノコックに、レーシングカウルを纏い完全武装。2ドアクーペと化しているのも特徴だ。

一方、パワートレーンは市販版リーフと全く同じながら、モーター、インバーターをミッドシップに搭載し戦闘力を高めた。24kWhのバッテリーを搭載し、最高出力は109ps、最大トルクは280Nm。最高速は150km/hでリミッターと、レーシングカーとしては控えめながら、925kgという軽量を活かしたバランスとコーナリング性能が売りだ。

EVならではの大トルクを路面に伝えるのは、レース用のSタイヤ。レーシング仕様ながらスリックタイヤでないのが注目だ。また、ミッドシップレイアウトながら前後タイヤサイズは同じ。これは操作性を最優先したものだという。

今回のイベント展示では、数多くのスーパーカーやレーシングカーに劣らぬ迫力と、実物を見る機会が滅多にないクルマとあって、注目を集めた。小さな子ども達にも人気な様子で「リーフかっこいいね」と記念撮影をする姿がしばしば見受けられた。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る