BMW グループ 第1四半期決算、純利益は11.4%増

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ドイツの高級車メーカー、BMWグループは5月6日、2013年第1四半期(1‐3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、182億3500万ユーロ(約2兆5880億円)。前年同期の175億4600万ユーロに対して、3.9%の増加。純利益は、14億6200万ユーロ(約2075億円)。前年同期の13億1200万ユーロに対して、11.4%増えている。

第1四半期の世界新車販売は、前年同期比8.7%増の48万7024台。このうち、BMWブランドは42万8259台を売り上げ、前年同期比は12.3%増。『3シリーズ』が前年同期比6.7%増の11万6671台と牽引。『5シリーズ』も6.8%増の9万1600台と好調だった。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X3』が前年同期比10.9%増の4万0125台。『X1』も14.8%増の4万3262台と好調だった。

第1四半期のグループ全体の市場別実績では、中国が、前年同期比25.4%増の10万8143台と伸びた。米国は2.7%増の8万1248台。欧州は21万4210台を売り上げ、前年同期比は3.4%増と、回復傾向を示す。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「2014年度も力強いスタートを切った。第1四半期は、販売台数と税引き前利益が新記録」と語っている。

《森脇稔》

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